ア:蝶のように舞い、蜂のように刺す…。
真の奥様ならば優雅にテニスができないとだめだっ
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奥:えいっ。
(前はぶつけ過ぎたから、今日は控えなくっちゃ。)
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ひろ子:蝶子さん使ってください!
蝶子さん:ありがとう。ひろ子。
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奥:そうかしら…片手でローラーってどうなの?
(がまんがまん…)
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蝶子さん:テニスに全てを捧げてきた私が手も足もでないなんて…っ!!
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蝶子さん:あの時のコーチの言葉があるから、今の私があるんですっ
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奥:べっ別におっきくしたいとかそういうんじゃないんだからねっ!
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奥:違うっていってるでしょ!
えーと…時間を止められるようになったときの練習だもんっ!
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蝶子さん:私が勝ったら…コーチのことは諦めていただきますわっ
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蝶子さん:貴女のサーブは、もう私には通用しませんわ。
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奥:負けるもんかー!
うおおおおおぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜っっっ!バーニンっ!!!
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蝶子さん:…はっ!私としたとが試合中に…
これが貴女の狙いだったのね!?
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奥:えーと…
私のサーブの真の恐ろしさを知るのはこれからよっ!
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ア:だめだよ奥様!そんなんじゃ母性は育たないっ!!
奥:なっ!?
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蝶子さん:このコートにあるものは全て私の手作り。貴女の技は通用しないわ!
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奥:私じゃ“巨乳”のテニスプレーヤーには勝てないの…?
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奥:…体の一部にばかり目を奪われていたけれど、相手はテニスプレーヤー…
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奥:そして私は奥様!
相手の土俵で戦っていてはだめ。奥様として挑まなければっ!!!
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奥:奥様として戦うには、しっかりと下準備をしないとね…
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ア:奥様〜!フライパン持って来たよっ!!
奥:ありがと。
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蝶子さん:…まだ決着はついていないということですのね…!!
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蝶子さん:…でも100%じゃないのは気に入りませんわ。
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蝶子さん:ハンバーグなら私が作って差し上げますわ。
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奥:…ハンバーグの作れない私に用はないっていうことね…
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